PET/CT検査

  • 2018/6/5
 

 

平成25年5月1日、病院の移設と共に核医学検査室に新しくPET/CT装置を導入しました。

PET/CT装置(GEヘルスケア・ジャパン製 Discovery PET/CT710)

 

PET/CT検査について

PET (Positron Emission Tomography:陽電子断層撮影法)と、CT (Computed Tomography:コンピュータ断層撮影法)を融合させた画像を同時に得ることのできる検査です。
PET は組織やがんの活動状態(良性か悪性か、再発かどうか)などの情報を得るのに適しています。
CT は組織やがんの細かな形態(がんの形や大きさ、どの臓器のどの部分に存在するかなど)などの情報を得るのに適しています。
これら二つの装置が合わさることにより、病変の位置とその範囲がより正確に判別できます。また、CT 画像の異常部位についての質的評価ができ、診断能が向上します。

PET/CTの放射性医薬品について

PET検査では「がん細胞は正常の細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込む」という性質を利用して、ブドウ糖にフッ素-18[18F]というごく微量の放射性物質をくっつけた薬剤(以下、FDG)を体内に注射します。すると、がん細胞は正常な細胞より多くのFDGを取り込みます。そこから放出される微量の放射線をPETカメラでとらえて、がん細胞の位置や大きさや進行の度合いを調べています。

PET/CT検査の流れ

①処置として絶食
検査の5時間以上前から絶食にしてください。ただし、糖分を含まない飲み物(お水・お茶)は飲んでもかまいません。

②FDGの注射
自動投与装置を用いて、およそ2分程の時間をかけてゆっくりとFDGの注射を行います。

処置室

③安静
注射したFDGが全身にいきわたるまで、およそ1時間弱「待機室」にて安静にしていただきます。その間に水分をしっかり摂取してもらい、トイレで排尿をしていただきます。排尿することで膀胱に溜まった無駄な薬剤を排出し、お腹まわりの画像が鮮明になります。

待機室

④撮影
撮影直前にも排尿をしていただきます。その後、PET/CT装置の下でおよそ30分程かけて撮影をします。撮影中はただ仰向けで横になるだけです。
場合によっては、15分程度の撮影を追加する場合がありますので、ご了承ください。
撮影終了後には10程度の休憩をとってからお帰りいただきます。

PET検査の画像

左:CT画像 中:PET画像 右:CT画像とPET画像を合わせた(フュージョン)画像

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