指導医から 内科の特色
- 2018/12/5

当院の指導医より、研修医を志す皆さんにメッセージ
内科指導医 奥田正則 ドクター「研修医を志す人へ」
研修医時代は、特に大切な時期であり豊富な経験ができることが望ましいです。
「鉄は熱いうちに打て」と昔から言われているように、若い時代の鍛錬が非常に後々にまで大きく影響してきます。
当院では、内科研修は1年目の6ヶ月間と、2年目の選択科目I、IIで内科を選択すればさらに6ヶ月の内科研修が履修できます。
内科では研修医が副主治医となり、必ず4年目以上の指導医が主治医となって2人体制で診療にあたることにしています。したがって、いつでも患者さんのことについて相談したり、技術的な指導も受けながら初期研修をすることができます。
淡路病院に研修に来るメリット
豊富な症例が経験できるのは、淡路島では十分な救急体制が整っている公立病院は当院1箇所のみであり、したがって当院へは淡路島の千差万別な患者さんが来院されます。
百聞は一見にしかずで、症例について本で知識を得るよりは体験することによって、自分の経験としていつまでも残っていきます。
内科では、循環器グループ、消化器グループ、血液内科、感染症グループがありお互いに協力しながら、グループ間の垣根など無く気楽に相談できるのも研修医にとっては、非常に助かっています。
最後に、これから医師としての第一歩を踏み出そうとしている研修医の方たちへ
医師として仕事をしていくのは楽ではないのが当然でありますが、それでもその中に喜びや目標を見いだすことは可能です。
重症の患者さんが良くなって退院されたときの喜びは、経験したものでないと味わえないものです。淡路島で一緒に力を合わせて同じ時間を共有し、共に喜び共に汗を流そうではありませんか。皆さんを待っています。
プロフィール
平成2年 神戸大学卒業
【資格】
医学博士
総合内科専門医
循環器専門医
神戸大学医学部臨床教授
【所属学会】
日本内科学会
日本循環器学会 など