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消化器内科

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消化器内科

はじめに

兵庫県立淡路医療センター消化器内科をご紹介させていただきます。消化器内科はお腹の臓器を専門にしている診療科です。お腹は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓など多数の臓器で構成され、それらの検査治療は多岐に渡ります。当科には8名の常勤医師が在籍しています。当科ではスタッフ一同、島内の医療は島内で完結することをスローガンに、近いから受診するのではなく、質の高い医療が受けられるから受診したいと患者様に思っていただける診療科を目指しています。

※病院移転以降、内視鏡検査の予約がなかなかとれないこと(これまで1-2か月検査をお待ちいただく場合がありました)が重要課題でありました。2016年11月より検査予約枠の拡充を行い、予約待ちの問題が解消されました。現在では、原則1週間以内に内視鏡検査を受けていただくことが可能になりました。

検 査

当科で行っている検査をご紹介します。
1. 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ) 
2. 下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ) 
3. 超音波内視鏡検査/EUS-FNA 

各検査件数を以下に示します。いずれの検査も右肩あがりで増加しています。










1.上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
 口から内視鏡を挿入し、食道、胃、十二指腸、(咽頭)を観察します。検査が苦手な方には、鎮静薬(眠たくなる薬)を使用し苦痛を減らして検査を受けていただくことも可能です。鼻から細い内視鏡(細径内視鏡)を挿入する方法も可能ですが、当科では原則、画質の良いハイビジョン画質の内視鏡を口から挿入して検査を行います。がんの中には見つけにくい病変がありますが、画質のよい検査により見落としが避けられる可能性があると考えています



精密検査の場合は、拡大観察が可能な内視鏡を用います。70倍程度まで光学ズームが可能になります。先ほどのNBIと併用することによりがんの診断(がんかどうか、がんの広がり、がんの深さ)に役立てています。


2.下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
 お尻から内視鏡を挿入し、大腸を観察しますこの検査は苦しいものだと考えられているかたは比較的多いと思います。検査がつらくなる原因の多くは、内視鏡により腸が過度に引き伸ばされてしまうことにあります。当科のスタッフは、腸に負担がかかりにくいとされている軸保持短縮法による挿入を習得しており、患者様にとって短時間で苦痛のすくない検査になるよう常日頃から心がけています。主に用いている内視鏡は、操作性向上に役立つとされる、硬度可変機能(内視鏡の硬さを調整できる)、受動湾曲機能(屈曲した腸に沿わせやすい)を有したオリンパス社製の最新のものを使用しています。精密検査の場合は、上部消化管内視鏡検査同様に拡大観察が可能な内視鏡を用います。ピオクタニンと呼ばれる染色液でポリープを染めた上で、拡大観察を行うことにより、ポリープの診断(良悪性の鑑別など)に役立てています。




3. 超音波内視鏡検査(EUS)/超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)
 通常の内視鏡検査では、臓器の表面しか見えません。超音波内視鏡検査は、超音波を使って胃や食道の粘膜よりも深いところに存在している腫瘍や、胃や十二指腸に接している膵臓や胆管、胆嚢などを詳しく調べる方法です。胆膵領域では、CTなどで確認できないような小さな病変も発見する事が可能です。検査時間が30-60分程度必要なため、原則、鎮静薬(眠たくなる薬)を使って検査を行います。
EUS-FNAとは、膵臓腫瘍や胃の粘膜下にある腫瘍に対して、超音波内視鏡でリアルタイムに画像を確認しながら、腫瘍に針を刺して細胞、組織の検査を行う方法です。超音波内視鏡検査は日帰りでの検査が可能ですが、EUS-FNAの場合には数日間の入院が必要です。