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心臓血管外科

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心臓血管外科

診療内容

心臓血管外科は平成14年より島内で初めて診療を開始し、平成22年度より正式な標榜科となっています。診療は研修医を含め4~5人体制で行っています。扱っている疾患は心臓外科では狭心症・心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術、心臓弁膜症に対する弁置換・形成術、大動脈瘤に対する人工血管置換術などですが、平成25年の新病院移転時よりステントグラフトも本格的に導入しています。また末梢血管外科では、下肢動脈疾患に対する血管内治療・バイパス術、下肢静脈瘤に対する治療のほか、透析室を有するため内シャント造設も行っています。 島内の高齢化は進んでおり、今後も循環器疾患に対する治療のニーズが益々増加してくるものと思われます。しかも淡路地区では循環器疾患をトータルで扱えるのは当センターのみです。今後も当院が淡路の基幹病院としての責務を果たせるよう、精一杯努力していきたいと考えています。

(文責:副院長兼心臓血管外科部長 杉本貴樹)

写真提供:ペイレスイメージス



下肢静脈瘤に対する低侵襲高周波血管内焼灼術をスタート

下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術とは、静脈瘤発生の原因となる表在性の大伏在静脈や小伏在静脈の血管内腔にエコーで観察しながら細いカテーテルを挿入し、高周波(ラジオ波)で血管内壁を焼き縮めて閉塞する方法です。下肢静脈瘤は大・小伏在静脈を血液が逆流するために起こる人間特有(立位歩行)の病気ですから、これらの血管を閉塞させて血液の逆流を無くして治療をする事になります。この高周波による下肢静脈瘤血管内焼灼術 は2014年6月に保険適応となりました。当センターでも、2015年11月よりこの機械を導入して治療しています。2011年より保険適応となっている同様のレーザー治療と比べ、静脈の閉塞成功率が高く、術後の痛みや炎症、内出血などが少ないとされています。また大伏在静脈や小伏在静脈の枝の静脈瘤で目立つものには小さなキズで追加の切除をします(スタッブアバルジョン法)。 血管内焼灼術は血管を完全に取り除く従来のストリッピング手術(静脈抜去術)と比較すると、傷が少なく低侵襲・美容的であり、日本でも普及してきていますが、機器が導入されているのは一部の施設です。 淡路医療センターでは、毎週金曜日 心臓血管外科・下肢静脈瘤外来を開設しています。よろしくお願いします。