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当院外科の特徴について

当院外科では、日本で行われている標準治療を安全かつ確実に行うことを第一の目標にしています。消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科が行う治療については別項をご覧ください。ここでは、当院外科の特徴をご紹介します。

医療も細分化の流れにある中で、淡路医療センター外科は時代の流れに逆行して、消化器一般外科、呼吸器外科そして心臓血管外科を敢えてひとくくりの外科としています。ともすると縦割りの世界には問題が潜んでいることを皆さんもよくご存じの事と思います。つまり、淡路医療センター外科の特色はこれら3分野に垣根がなく、横の連携がとても密であることです。

先日も、ある臓器にできた大きながんが重要な大血管と一塊になっていた患者さんに対して、消化器一般外科と心臓血管外科が合同で手術を行いました。大きな手術にもかかわらず何のトラブルもなく患者さんには直ぐに元気になっていただくことができ、早期に退院となりました。これもチームワークの賜物です。また、お腹のがんが肺に飛び火(転移)することはよくみられますが、そんな時にも当院ではすぐに呼吸器外科に相談し治療してもらえるので患者さんも大助かりの事と思います。

もう一つ、当院外科が得意とするものに外傷外科・緊急一般外科があります。各臓器の損傷を修復する基本技術はがんの手術手技の延長です。当院の外科救急では日頃はがんの手術を行っている外科医が外傷の手術を行うため、質の高い技術の提供が可能です。一例として、外傷で肛門から直腸に高度の損傷を生じた若い女性に緊急手術を行い、尊い命を救うと同時に肛門機能も良好に保つことができた症例を経験しています。

これからも横の連携を密にとりながら、島民の皆さんに“安心”で“安全”な治療を提供していきたいと考えています。

文責 院長 小山隆司